つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2019年8月13日 第1,132号 発行:新社会党つくば支部

つくば市の人口動態は

議会報告・一般質問から


 全国的には人口の減少が続いていますが、つくば市ではこれまでTX沿線を中心に大型宅地開発で急速な人口増が発生し、今後も増加が想定されています。このことは、TX沿線開発が進む研究学園駅やみどりの駅周辺の開発現状を見ても、また周辺の学校における児童生徒数の増加をみてもわかるとおりであります。

 そこで金子かずお議員は、この地区の現状を踏まえて、人口の動態について一般質問をしていますのでシリーズで紹介をします。

 尚、質問内容・答弁内容は要約をしないで原文の内容を掲載するようにしています。

人口動態について B

質問・金子かずお議員

 教育関係ではどのような考え方を持っているのかお尋ねしたい。若干これまでの質問の答弁で出ている部分もあるかと思いますけれども、合わせてお聞かせいただければと思います。


答弁・教育局長

 前にも答弁しましたように、今学校等適正配置計画この見直しを進めております。
 それに合わせて、人口推計も児童生徒数の増加、推計も行っておりますので、それを並行して今進めながら適切に対応ができるように今から準備を進めているということでございます。


質問・金子かずお議員

 そうすると、これからなかなか大変なお仕事がいっぱい待っているという形になるかなと思っています。いずれにしても学校などの場合、先ほどもお話しましたけれども、17年たつとまた減ってくるわけですね。
 そういうのを見極めながら学校をつくっていく、あるいはそれに対応していくというのは、非常に大変苦しいところがいっぱい続くのかなと思ったりはしております。そういう点で、随時状況変化のことについては、お知らせいただければと思っています。

 先ほどの人口増の関係ですけれども、谷田部地区の人口増がふえてきているわけでありますけれども、これは、具体的には先ほど、あるいは前の話の中でも出ていますように、TXの沿線開発という形が大きいのか、その辺について、お知らせいただければと思います。


答弁・市民部長

 先ほども御答弁しましたとおり、その要因については、TX沿線地区の区画整理の終了に伴っているものと認識しておりまして、区画整理事業が、研究学園地区については平成26年6月、みどりの駅地区については平成28年5月に町名が変更となっておりまして、町の区画整理事業が終了したことに伴いまして、人口増につながっていると認識しております。


質問・金子かずお議員

 先ほど公共施設の将来構想、構造の形が報告されましたけれども、現状としては、この増加していく地域の中で対応するということで、具体的になっているところというのはあるのでしょうか伺いたい。


答弁・政策イノベーション部長 

 現状におきましては、例えば先ほどの増加している地域におきましては、学校施設ということでは、その学校の施設を教育局でその推計をしながら対応しておりますし、公共施設、例えば地区の交流施設等につきましては、担当部署などで現状におきましては、それぞれ検討しているという状況でございます。


質問・金子かずお議員

 現状ほどの急激な増加というのはないかもしれませんし、どういう状況になるかわかりませんけれども、いずれにしてもこれは、つくば市にとって一大事業の中に入っていくのではないかと思うのですよね。
そういう点では、正しい方向性というか求められているものにどう対応していくかということは、問われるかもしれませんけれども、先ほどもお話をしましたけれども、17年間という短期の中での増加ということですよね。
そこも頭に入れなければいけないかもしれません。そういう点では、大変仕事としては、なかなか容易じゃないなという部分もありますけれども、一生懸命頑張っていただきたいと思っています。


議会改革で先進地の多摩市議会を視察


 金子議員も所属している議会活性化推進特別委員会では、議会の評価が市民に分かりやすいような取り組みを進めている多摩市議会を8日に視察に伺いました。
 多摩市では、平成22年に多摩市議会基本条例を制定し、議会の「見える化」に取り組んできています。

 今回の視察は、つくば市議会で今年度から取り入れる決算審査の審査手順や方法等について、予算決算特別委員会の在り方を研修してきました。




(c) Kaneko Kazuo 2009