つくば市議会議員 金子かずお
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議会報告 |
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議会報告・一般質問から災害対策について@ 質問・金子かずお議員
災害対策についてであります。 また、同年10月12日に上陸した台風19号では、全国の71河川で決壊し、県内でも那珂川、久慈川が決壊、近くの桜川は北部で越水をしました。 さらに、10月25日の低気圧と台風21号による大雨では、市内の上広岡と下広岡の境界地区の常磐高速道路歩道橋の取りつけ道路ののり面が崩れ、一時、通行止めとなる被害が生じました。現在も片側通行となっております。 この間の市の関係者の努力に敬意を表しますが、市内の被害状況と今後の対策について、また課題についてお伺いをしたいと思います。 答弁・市長公室長 まず、台風15号につきましては、住宅の屋根の破損や倒木等の被害が数多く報告されました。また、市内各地で停電が発生し、ピーク時には約4,000件を超えました。 次に、台風19号による被害については、桜川流域の北太田で一部浸水、田中、君島を含めた11カ所で床下浸水、大貫、小田、栗原などの17カ所で道路冠水がありました。また、市内全域で道路や公園などの倒木が83カ所ありました。 さらに、冠水により市内の道路14カ所を通行止めにしたほか、公共施設や民家において、屋根、雨とい、窓ガラスなど、幾つかの被害が報告されています。 課題としましては、施設の老朽化や停電時の備えがないこと、防災倉庫が設置されていないため、開設するたびに物資を運ばなければならない場合や、ハザード内にも避難所があることなどがあります。 さらに、今回対応していく中で、駐車場不足や備蓄品、食料品等の提供基準の作成や市民への周知の必要性があることも見えてきましたので、これらについても今後は対応してまいります。 質問・金子かずお議員 これは、先ほども話をしましたし、昨日にかけても、多くの議員が災害対策についてお聞きしております。答弁にも重なった部分がありますけれども、改めて、大変重要なことでありますのでお尋ねをしていきたいと思っております。 先ほどの答弁では、床下浸水、道路冠水、倒木被害、屋根等の破損の被害が出るなどし、避難所に関する課題もあったようであります。それから、それらの課題についてどのような形で進めていくかということにも言及されている部分もあると思います。 そういうことから見ますと、なかなか課題というのは、その場で対応して、その次から発生しないということにはならないわけでありますので、課題がずっと課題で進んでいく場合だってあると思うし、解決する部分もあるかもしれませんけれども、今、直面するそういう課題の解決に向けた取り組み方はどのような形になるのでしょうか。答弁・市長公室長 避難所の課題としましては、まず中長期的なものとして、施設の老朽化対策、停電時の備え、駐車場の不足などがございます。いずれも費用と時間を要するために、各施設管理者とも協議しながら予算も確保して、順次対応していきたいと思っております。 また、短期的なものとしましては、備蓄品の提供時期の基準づくりなどがございますので、それらを避難所運営マニュアルなどを策定しまして対応していきたいと考えております。 (次号に続く) |
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