つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2020年6月16日 第1,171号 発行:新社会党つくば支部

つくば市議会が始まる


 6月定例市議会は9日から26日に渡り開催されます。新型コロナウイルス感染症の拡大に神経を尖らせ、新型コロナウイルス対策を盛り込んだ国の第二次補正予算が成立しました。

 つくば市の一般会計補正予算(第6号)は2,410,716千円を追加し、歳入歳出の総額を116,456,975千円とするものであります。

 主な歳出については次のとおりであります。(仮称)みどりの学校プール建設事業として。(仮称)みどりの南小学校・みどりの南中学校の供用開始に合わせて室内プールを建設する8億9,358万2,000円。

 ロタウイルス予防接種委託料では。令和2年10月から開始する予防接種法に基づく定期予防接種として。3,891万6,000千円。

 (仮称)研究学園・小学校・研究学園中学校建設事業として。建設予定地が狭小であることから、近接する民有地購入し、グランド、テニスコート、駐車場を整備するための測量設計委託料の計上。2,153万9,000円。

 (仮称)みどりの南小学校・みどりの南中学校建設事業では。建設予定地の変更に伴い、差額分を予算計上し、また、学級数拡大のため、設計委託料の増額、中学校用地購入費及び中学校建設の設計委託料の計上。8億4,679万6,000円。

 教育用パーソナルコンピューター賃借料として。全ての児童生徒にPCを配備する。1,887万9,000円。

 市民生活応援事業では。高齢者、子育て世代、障害者に市内店舗で使用できる商品券を配布する。5億2,969万6,000円。となっている。

感染予防について定例議会における新型コロナウイルスに係る対応についての合意


 特殊なケースとして感染予防について定例議会における新型コロナウイルスに係る対応について議会では次のことについて協議を行いました。

  @ 開会・開議時間について。
  A-@本会議での議員について。
  A-A本会議での執行部について。
  B-一般質問について。
  C-委員会について。
  D-傍聴について。の各項を協議し、 9月議会を開催することとした。

 関心のある一般質問について少し解説をします。この決め方は会派構成員の多い順に議員を選出して9名で一般質問を行うこととしました。(代表質問に類似しています)議会には一人会派が3会派ありますので今回の方式で行うと3名の一人会派の議員の質問ができなくなります。
今回は3会派から一名が代表で一般質問を行うこととしましたが、特殊なケースとして感染予防対策を導入したと言え定例議会における新型コロナウイルスに係る対応には同意はしましたが議事運営上市政全般にわたる質問が出来る一般質問の在り方に工夫が求められます。


金子議員の一般質問は


 特殊なケースとして感染予防対策を導入したと言え定例議会における新型コロナウイルスに係る対応には同意はしましたが議事運営上市政全般にわたることが出来る一般質問の在り方に工夫が求められることは述べた通りでありますが、今回は塩田尚議員が一人会派の代表で質問を行います。金子議員の質問内容は次の通りです。

つくば特別支援学校の取り組みについて

 教室不足解消を長年にわたり取り組んでまいりました、つくば特別支援学校の過密緩和対策がスタートし、つくばみらい市の伊奈特別支援学校につくば市内の茎崎地域の児童生徒が学区内になりました。
また石岡市八郷地域の旧校舎を改修して新規に開校した石岡特別支援学校にはつくば市内の筑波地域の児童生徒が学校区となり通学が始まりました。

 これまで、金子かずお議員がつくば市内小中一貫校新設に伴い筑波地区で廃校となっている学校を利用したつくば特別支援学校の過密緩和策として活用することを提案してまいりました。
前途の対策がとられてきておりますが、つくば特別支援学校の過密緩和が全面的に解消したわけではありません。
平成29年9月定例会でも五十嵐立青市長は、金子かずお議員の一般質問に対し、学校自体の過密を根本から解決するためには、つくば市内にもう一つの特別支援学校が必要との認識を持っている旨の答弁をされています。

 つくば特別支援学校の過密緩和対策に対するこれまでの取り組みと今後の取り組みについて伺います。




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