つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2020年8月4日 第1,177号 発行:新社会党つくば支部

つくば市議会は今期最後の議会となる


 梅雨の末期の大雨と災害警戒を経てようやく八月の暑い夏を迎えることになりますが、相変わらず新型コロナウイルス感染症対策に伴う対応に明け暮れる今日であります。

 新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた豊里ゆかりの森の宿舎「あかまつ」への陽性患者の受入れ協力など地域の皆様の御理解に厚く御礼申し上げます。

 9月の定例議会は8月27日に始まり9月18日に終了の予定です。会期は10月の選挙の関係で少し短いようですが、9月3日、4日、7日に一般質問を、8月27日、9月7日、9日、10日に決算特別委員会を、総務委員会と文教福祉委員会が9日に、10日は市民経済委員会と都市建設委員会が予定されています。今期最後の議会となります。

 私はこれまでの質問の総括を含め市政全般にわたる質問に取り組んでまいります。



福祉支援センターの業務委託について@


質問・金子かずお議員

 福祉支援センターの業務委託についてであります。

 つくば市内には、市の事業として福祉支援センターやたべ、福祉支援センターさくら、福祉支援センターとよさと及び福祉支援センターくきざきで、地域活動支援センター事業が行われております。 

 昨年の12月議会で、新年度から事業の一部を民間委託で実施することが議決されました。事業が大きく変化をするときには、利用者や保護者の理解が必要であり、部内の調整などにも重要なことだと思います。

 この地域活動支援センター事業が開始されてから民間委託へ至るまでの経緯と、今後の進め方について改めてお伺いしたいと思います。


答弁・保健福祉部長

 地域活動支援センター事業は、障害者総合支援法に基づき障害者等に創作的活動または生産活動の機会の提供、社会との交流の促進を図るとともに日常生活に必要な便宜の供与を行うものです。

 この事業については各自治体で実施されていますが、自治体が直営で実施しているのは県内でつくば市だけであり、また、職員の専門性の確保に課題があり、利用者や保護者より事業内容についての要望もあったことから、障害者を支援する事業の実績がある社会福祉法人等へ委託することとしたものです。

 12月議会において議決いただきましたので、公募による事業者選定手続を行ったところであり、来年度より福祉センターやたべ、くきざきの地域活動支援センター事業の委託を予定しています。


質問・金子かずお議員

 福祉支援センターの業務委託に関連して、再質問をしていきたいと思っております。

 昨年12月の本会議での質疑と文教福祉委員会での質疑でも職員の資質の確立や専門性の確保、また早目の周知理解など、また利用者、保護者へのプラスの方向性などが、まずは出されました。

 その後、問い合わせなどもあり、私としては関心を持つ案件でありますので、何点かにわたって細かいようですけれども質問をさせていただきたいと思います。

 それは、なぜかと言うと後からでも出てきますけれども、この施設は先ほどもお話ししたように、市内で二つの施設が民間委託になる、残りのところはまだ今回は民間委託にならないというところで、これから取り組みが始まると思います。そういうことを踏まえた上で、これをどのように生かした形で次のところに持っていくかということが重要だと、私は思っております。

 そういうことでありますので、幾つか細かく聞かせていただきたいと思います。

 まず、最初に、地域活動センター事業が委託されるわけでありますけれども、多様なニーズに応えるイメージを想像できるような形でお聞かせ願いたい。


答弁・保健福祉部長

 今回の地域活動支援センター事業の委託につきましては、障害者を支援する事業の実績がある社会福祉法人等に委託し、その法人が持つ人材基盤やノウハウの活用、さらなる事業の質的向上を図ることを目的としております。
選定に当たっては、企画を提案してもらい、適した事業所を選ぶプロポーザル方式での選定としており、そういった中で事業をやっていただくということを考えてございます。

(この質問は令和2年3月議会の質問です)。次号に続く


タイトルつくば市長選挙とつくば市議会議員選挙は、10月18日の告示で25日の投票です。





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