つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2020年9月15日 第1,183号 発行:新社会党つくば支部

つくば市議選で訴える◎


東海第2原発は廃炉に

 東海第2原発は来年3月18日に再稼働差止訴訟の判決を迎えます。稼働から42年目、10年間稼働していない、燃えやすい電線に満ちているなど、古くて危険な原発です。半径30q圏内の約100万人の住民の避難は計画も立たず、安価・安全・クリーンの看板も崩れました。東海第2原発はつくば市から約60qの近距離にあります。金子議員は、首相官邸前での抗議行動を始め、市議会でも東海第2原発の再稼働阻止決議の可決に尽力しました。

 五十嵐市長は、脱原発をめざす首長会議の一員として、住民の生命・財産を守る首長の責務を自覚し、安全な社会を実現するため原発をなくすために奮闘しています。

豊かな自然と文化財を守る◎

 筑波山は関東の名山として、水郷筑波国定公園に指定され、筑波山地域ジオパークにも認定されています。4年ほど前に太陽光発電建設問題が発生し、金子議員は筑波山を乱開発から守るために、「筑波山麓地域における再生可能エネルギー発電設備の設置を規制する条例」の制定促進に奮闘しました。

 小田城は、関東地方の南朝方の拠点時代に、北畠親房が「神皇正統記」を著述したことでも有名です。小田城跡は当時の様子がよく残っていることや、関東地方や茨城県南部の歴史上、重要な城跡であることから、1935年に国の史跡指定を受けました。金子議員は小田城保存整備検討委員会委員として、城跡保存と整備のために活躍。2016年には「小田城跡歴史ひろば」として開放され、旧筑波鉄道常陸小田駅跡には案内所が整備されました。豊かな自然と文化財を守りましょう。


福祉支援センターの業務委託についてE


 福祉支援センターの業務委託についてシリーズで掲載をして紹介しています。今回で6回目になります。

質問・金子かずお議員

 この段階で市営で運営される支援センターとよさと、支援センターさくらについて、その後どうするのかなという関心事が高まってきているわけです。それらについて先ほど少し触れていただきましたが、基本的にはどのような形になって運営されていくのか、お願いしたいと思います。


答弁・保健福祉部長

福祉支援センターにつきましては、今し方、議論になっております地域活動支援センター事業と、それとは別に発達におくれのある子を対象にした児童発達支援事業、これらを行ってございます。今回はその前者の地域活動支援センター事業について、来年度より、やたべ、くきざきにおきまして業務委託を行うものでございますので、それ以外のとよさと、さくらの地域活動支援センター事業につきましては、その実施状況をよく注視しながら検討していきたいと考えてございます。


質問・金子かずお議員

 今まで四つのセンターで行っていたものが、お互いに融通し合って距離の問題とかを調整したりして、さくらのセンターに近い人はなるべく支援センターさくらに、あるいはとよさとに近い人はとよさとにという配慮があったのではないかなと思いますけれども、今度、一つずつが別のところに委託をされていくという形でありますから、そういった利便性とか地域性とかは、どのような形で配慮されるのでしょうか。

答弁・保健福祉部長

 地域活動支援センター事業は、いまし方申し上げましたとおり、事業委託でございますので、市の関与が引き続き残るという形でございますので、利便性に応じた場所に通うことができるように、私どもの関与が必要であれば調整していきたいと考えてございますし、地域活動支援センター自体は、今、福祉支援センターでやっております4カ所以外にも、既に市内で2カ所行っているものがございます。そういったところでございますので、障害者総合支援法に基づく事業としてこの6事業、6カ所の事業というもの自体を市としても関与しながら進めておりますので、その状況は引き続き変わらない中で、いまし方申し上げたやたべとくきざきについては、事業の実施者が社会福祉法人に変わるということでございます。


(次号に続く)




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