つくば市議会議員 金子かずお
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| 週刊・新社会つくば |
金子さん町を歩く |
議会報告 |
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日本原子力発電が東海第二原発の再稼働時期を2022年12月と突如表明したのは2020年3月のこと。周辺6市村を始め広範な県民並びに影響を直接受ける首都圏住民からの「容認できない」との強い反発にも、原電は居直りを決め込んでいます。 地震が続発し、茨城県沖で30年以内に震度6弱以上の地震発生確率70〜90%と危惧される中、2021年で運転開始から43年目となる古ぼけた原発であり、今では使えない非難燃性ケーブル(燃えやすい電線)を使っているなど、最も事故の危険性が高い原発であると共に、原発の周囲30q圏内に94万人が居住し最も事故の被害が大きい原発が、東海第二原発です。 コロナ禍で、三密回避(ソーシャルディスタンス)が叫ばれる中、原発事故の際の避難計画が作成されてきていますが、それらは感染症発生との複合災害が全く想定されておらず、極めて不充分・不適当なものでしかありません。 すでに移送に当たるバス業界からも、原発事故の際の避難者移送は無理で困難であると共に、感染症との複合災害になった場合には、全く不可能であることが表明されています。 |
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