つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2021年6月8日 第1,213号 発行:新社会党つくば支部

原発事故の汚染水
   海洋放出は許せない!


 日本政府は、東日本大震災で破壊された東京電力福島第一原子力発電所から排出されている放射性物質を含む100万トン以上の処理済みの汚染水を、福島県沖の太平洋に放出する計画を承認した。

 放射性物質を含んだ水は現在、複雑なろ過プロセスで処理されているとしているが、ほとんどの放射性物質が取り除かれているものの、トリチウムなどが残存している。

 処理された水は東電の保有する巨大なタンクに保管されているが、2022年にはタンクが満杯になり、新たに設置する土地も底をついている。 この水は、同原発の核燃料を冷却するために使用されているもので、飲料水と同じ放射能レベルまで希釈してから放出する予定で。放出は2年後に始まるという。

数年にわたる議論の末に最終決定が下されたが放出計画は完了までに数十年がかかるとみられている。

しかし地元の漁業団体に加え、中国や韓国などがこの計画に反対をしています。


捨てる所がないから

捨てる所がないから、経費が安く済から海洋放出する。そんなことは許されることではない。海洋は生物の貴重な自然であり、宝であります。それをトイレ無き原子力発電所を稼働させた責任を果たそうともしないで、安上がりだから海洋放出など身勝手も甚だしい。その前に地下水を原子炉に入らないように完全な方法をまじめに開発することではないか。  地下水の流入対策は凍土壁などの失敗の後一向に防止策の進展はない。まじめに流入を止める方法を考えるべきであります。

6月議会の日程


  • 6月3日(木)10時 開会
  •  〇高エネ研南側未利用地に関する調査特別委員会
  •  〇つくば中心市街地まちづくり調査特別委員会
  •  〇議会運営委員会
  • 6月10日(木)10時
  •  〇一般質問
  • 6月11日(金)10時
  •  〇一般質問
  • 6月14日(月)10時
  •  〇一般質問
  •  〇予算決算委員会
  • 6月16日(水)10時
  •  〇予算決算委員会総務分科会 総務委員会
  •  〇予算決算委員会文教福祉分科会 文教福祉委員会
  • 6月17日(木)10時
  • 〇予算決算委員会市民経済分科会 市民経済委員会
  •  〇予算決算委員会都市建設分科会 都市建設委員会
  • 6月22日(火)10時
  •  〇予算決算委員会
  • 6月25日(金)10時
  •  〇本会議

一般質問は19名からの通告


 6月議会の一般質問は19名の議員からの通告がありました。一般質問は10日、11日、14日の三日間の予定で開催され議員からは市政全般に渡り質問が出されます。

金子かずお議員の議員の質問は

 ◎金子議員の一般質問は、新型コロウイルスナ感染対策とワクチン接種に関するについて。◎福島の原発災害対策と◎県広域避難計画県広域避難計画について。◎市民活動センターについて。

質問事項
 コロナ感染対策について

要旨
 コロナ感染対策で以下の項目について伺います。

  1. 新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みの現状について。
  2. 新型コロナウイルスの被害に対する市の支援について。
  3. 新型コロナウイルスワクチン接種の取り組みの現状について。

質問事項
  原発災害対策について


趣旨
 原発災害対策で以下の項目について伺います。

  1. ) 福島第一原発事故に係わる事項について。@市内の放射能汚染土壌の処理の経過について。A保管場所での管理手法について。B福島原発事故の東京電力による損害賠償について。
  2. ) つくば市は県広域避難計画で東海第二原発の事故の際の水戸市民の避難地となっているが、その計画の現状について。東海第二原発における事故発生の際につくば市は茨城県広域避難計画に基づき水戸市民の避難先として協定を結んでいます。 3月定例議会でも質問があり、一人当たりの避難スペースの在り方や食料等の物資の確保、交通手段などについての議論がありました。 また、東海第二原発差し止め訴訟の判決が3月18日に水戸地裁であり避難計画が不十分であり運転差し止めを命じる裁判もありました。避難計画はその後どのようになっているのでしょうか伺います。


質問事項
  市民活動センターについて

趣旨
 指定管理者制度から市直営に替わったが、指定管理者制度から学んだ事は。




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