加齢性難聴者の補聴器購入の補助を
つくば市議会9月定例市議会でつくば市で加齢性難聴者の補聴器購入に対する助成制度の創設を求める意見書が提出された。
意見書は、つくば市内の加齢性難聴者の生活の充実を求める四団体からで意見書は議長あてに提出されたもので市議会では金子かずお議員も所属する文教福祉委員会で審議が行われ全会一致で採択となり、下記の通りに提出された。提出され採択された請願書の内容は下記のとおりであります。
加齢性難聴者の補聴器購入に対する
助成制度の創設を求める請願書
【講願趣旨】
「加齢性難聴」は難聴者の社会参加を困難にし、「とじこもり」や「ねたきりJを引き起こし、「うつ病」や「認知症」につながるともいわれています。加齢性難聴者が早期に補聴器を装着することは高齢者の社会参加、認知症の予防、健康寿命の延伸、介護などの医療費の抑制など社会的な利益にもつながります。
補聴器購入補助制度は「軽度・中等度難聴児補聴器購入補助制度」と「補装具(購入・修理)支給制度」があります。前者は対象が18歳未満児に限定され、後者は難聴障害による身体障害者手帳が交付されている者か難病患者に限定されています。補聴器の価格は片耳当たり1既ね8万円から25万円ですが、上記に該当しない者は全額本人負担となつています。特に低所得の高齢者に対・する配慮が求められます。
欧米では補聴器購入への公的補助制度が普及していますが、近年わが国でも制度創出自治体が増え、東京では23区中約60%で実施され、茨嫉県においても古河市が実施しています。
人の話や音の難聴は家族や地域での会話、テレビの視聴等でも煩わしく、日常生活が消極的になります。高齢者が心身ともに健やかに過ごし、認知症の予防、医療費の抑制にもつながる加齢性難聴者の補聴器購入に対する補助制度をつくってください。
【請願事項】
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つくば市において新たに加齢性難聴者の補聴器の購入補助制度を創設すること。
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定期健康診断において希望者に聴覚検査を実施すること。
つくば市議会議長 小久保 貴史 様
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補聴器のイメージ
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つくば中央警察署跡地を拙速に処分しない事を求める意見書の提案がありました
9月定例議会で五名の議員から、現在は空き地となっているつくば中央警察署跡地を拙速に処分しない事を求める意見書が提出されました。
意見書案によりますと、令和2年3月のつくば警察署の開署に伴い、つくば中央警察署として利用していた建物が取り壊されたことにより、跡地は現在、空き地となっている。
つくば市には、国・県の研究開発及び国際交流などの機関が集積しており、当該地は、戦略的に本県の発信力を高めるために活用すべき場所である。
当該地については、茨城県全体の発展のため、有効な活用を見出すべく、拙速な処分を行わないよう、特段の配慮を求めるものである。
審議の結果から意見書は採択され茨城県知事に対してつくば中央警察署跡地を拙速に処分しないよう茨城県に求めるため、意見書が提出されました。
12月定例議会は11月30日(火)から12月22日(水)の23日間です。
13日(月)14日(火)は予算決算特別委員会分科会&各常任委員会です。
一般質問は、12月7日(火)、8日(水)、9日(木)です。詳細は議会事務局にて。
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オスプレイ訓練機の飛来反対
陸上自衛隊の輸送機V22オスプレイ1機が航空自衛隊百里基地に初飛来し、基地上空を通過した。百里基地反対連絡協議会(8団体)ではこの日、抗議集会を基地正門で開催し、「オスプレイはいらない」「訓練やめろ」の声を上げた。
また、地元区長でつくる百里飛行場周辺整備協議会からの参加者も残念で、受忍の限度を超えると抗議の声を上げた。
私たちは茨城県知事に訴えます。
オスプレイの飛行には、数多くの問題点があり、墜落の危険性が高いオスプレイを飛ばし、地域住民危険にさらすことは許されることではありません。
構造上の欠陥であれ、人為的ミスであれ、基地での訓練が続く限り、事故は必ず起こるのです。
住民の生活といのちを守る立場にある茨城県は、これらオスプレイの数多くの問題点や疑問点を看過せず、防衛省側に対して声を上げていくことが求められます。
百里基地の周辺住民は、長年戦闘機訓練の爆音被害を受け、事故の危険性と隣り合わせの生活をしてきました。
2017 年10 月に起きたF4戦闘機の炎上事故や部品落下事故にも不安を感じてきました。住民からの苦情が寄せられ、重大事故が起きてからでは遅いのです。