つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2022年10月12日 第1,270号 発行:新社会党つくば支部

議会報告・一般質問


 つくば市議会の一般質問は3月議会、6月議、9月議会、12月議会の開会事に行なわれています。このニュースでは、今年の3月議会の質問内容について報告をします。

市政全般にわたる一般質問から@

 おはようございます。3月議会(2022年3月)の開催に当たりまして、私、金子和雄から、市政運営全般にわたって一般質問を行いたいと思いますので、 よろしくお願いいたします。

 私たちの手元には、つくば市の令和4年度の当初予算において様々な施策が書面を通じて報告されているわけでありますけれども、それらを引用しながら質問 したいと思います。

 令和4年度当初予算においては、市民の安全安心を確保し、社会経済活動を再開、活性化させるため、新型コロナウイルス感染症拡大防止策や経済対策、さらに感染拡大を契機に顕在化した課題への対応など、時期を逸することなく実施し、成果へとつなげていくと述べています。また、社会情勢の変化を的確に把握し、前例にとらわれない柔軟な発想で、多様な市民ニーズに積極的に対応しましたと

 それらを背景に、個々の取組のこれまでの成果と今後の具体的な取組について、次に挙げます6項目について、市長より答弁をいただきたいと思います

1、徹底的な行政改革について、
2、安心の子育てについて、
3、頼れる福祉について、
4、便利なインフラについて、
5、活気ある地域について、
6、誇れるまちについての取組について、


徹底的な行政改革について

答弁・五十嵐市長

 主要施策の6本の柱ごとの主な取組として、徹底した行政改革については、今年度、市政情報かわら版の発行、AIなど先端技術の活用による業務効率化などを行いました。来年度は、紙面と動画を併用したより分かりやすく親しみやすい情報発信、市民と行政をつなぐ「つくスマ」アプリの導入をはじめとするスマートシティ推進事業などを進めます。


安心の子育てについては、

答弁・五十嵐市長

 安心の子育てについては、今年度、不育症の治療、検査費用の助成や妊産婦健診受診時等のタクシー利用料金の助成を新たに開始したほか、児童クラブ専用施設の新設や児童館へのエアコン設置、TX沿線地区における小中学校の新設などを進めました。来年度は、マル福の外来診療分の対象を高校生まで拡大するほか、小中学校へのスクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置を大幅に拡充するとともに、新規に100人以上の学校サポーターを配置します。

 

頼れる福祉については

答弁・五十嵐市長

 今年度は、高齢者等買物支援事業、子供の居場所づくり支援やみんなの食堂事業のほか、新型コロナ対策として、自宅療養者への生活物資配送や市独自のPCR検査などを実施しました。来年度はさらに、障害者が電車やバス等の運賃をICカードで支払った場合の交通費助成や重度障害者等就労支援特別事業を新たに実施するほか、生活困窮者自立支援事業の拡充などを行います。


便利なインフラとしては

答弁・五十嵐市長

 今年度は、公共施設管理システムの導入やシェアサイクル実証実験事業、デジタル防災行政無線の整備などを実施しています。来年度は、実証実験を行っていた茎崎地区路線をつくバス路線に新たに組み込むほか、筑波地区の支線型バスを本格運行します。また、二酸化炭素排出量削減を図る取組として、宅配ボックス設置促進補助事業を開始します。


活気ある地域として

答弁・五十嵐市長

 活気ある地域としては、今年度は、周辺市街地活性化事業をはじめ、葛城地区への児童クラブ施設と併設したコミュニティ施設の建設、また、新型コロナ対策経済支援事業などを実施しました。来年度は引き続き、周辺市街地活性化事業や新型コロナ対策経済支援事業を実施するほか、旧筑波東中学校へのジオパーク中核拠点及び自転車拠点の整備、みどりの地区への市民も利用できる学校プールの整備などを進めます。


誇れるまちとしては

答弁・五十嵐市長

 誇れるまちとしては、今年度は、筑波山観光案内所の整備、つくばセンタービルリニューアルに向けた実施設計などを実施しました。来年度は引き続き、つくばセンタービルリニューアル事業を推進するほか、文化芸術創造拠点の基本計画策定やスケートボードパークの整備などに加え、電子図書館運営事業を開始します。


(次号に続く)




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