つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2022年10月19日 第1,271号 発行:新社会党つくば支部

市政全般にわたる一般質問から


質問・金子かずお議員

 それでは、市政の運営の所信と主要施策の中から何点かについてお尋ねしたいと思いますけれども、具体的には担当部長で結構ですので、よろしくお願いしたいと思います。スマートシティ推進事業についてであります。

 様々なデータを分野横断的に収集、整備して提供するデータ関連基盤を軸とし、規制緩和と住民合意に基づき、地域住民等に様々な先端的サービスを提供することで、つくばのスーパーサイエンスシティ構想を実現、目指すとしています。

 規制緩和と住民合意に基づくとしておりますけれども、市民生活や規制緩和で、市民サービスにどのような形で連携されていくのか伺いたいと思います。


答弁・政策イノベーション部長

 一例として、先ほど市長からも答弁がございました、「つくスマ」について御紹介させていただきます。

 現在、市民向けの情報発信は、広報紙、ホームページ等の媒体を通じて行っておりますけれども、高齢者、外国人、大学生、子育て世代など情報の受け手である市民、また、そのニーズが多様化する中で、自分の知りたい情報がホームページ上のどこにあるか分からない、そもそもお知らせがあったことを知らなかった、そういった御意見もございます。

 「つくスマ」は、市民向けに様々な情報を提供するスマートフォン向けアプリケーションです。初回起動時、御本人の同意を前提に、お住まいの地区や年代、家族構成などを登録いただきます。登録いただいた情報に基づきまして、市民一人一人に個人に応じた情報を適切なタイミングでお伝えするとともに、多言語にも対応することで、情報格差の是正はもとより、これまで以上に市民の利便性向上が促進されるものと考えております。

 今後は、上記に加えまして、スマートシティ推進事業で導入する様々なサービスをワンストップで提供するアプリとしても活用していく予定です。


質問・金子かずお議員

 様々なところで宣伝をしていただいて、広く多くの皆さんに活用できるのを、推移を見守っていきたいと思っていますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に、小中学校への学校サポーターの配置についてであります。

 これは新規事業で進められる事業ということになりますが、学校教育活動の充実と教師の働き方改革を実現することとしています。

 教育強化が必要として取り組む経緯を伺いたいと思います。


答弁・教育局長

 学校サポーターは、教職員の負担軽減を図り、教職員の業務の円滑な実施を支援するため、各学校2名程度、合計107名の配置を予定しています。具体的には、授業や学校行事の補助、掲示物や資料の整理、配付文書の印刷、消毒作業等を主な職務としています。

 これらにより、教職員が児童生徒への指導や教材研究等に注力できる環境を整え、学校教育活動のさらなる充実と教職員の働き方改革を推進していきます。


質問・金子かずお議員

 107名ということで、多くの人数が必要とされることではないかと思いますけれども、今の段階で4月からスタートをしていく状況の中で対応というのは、どのような状況で進んでいるのかをお知らせいただきたいと思います。


答弁・教育局長

 現在、学校サポーターは、確かに議員おっしゃるように107名ということで、今回、大幅に増やして対応していきたいということを考えております。つきましては、それに向けて、現在、周知を図りまして、募集等についても取組を進めているところでもございます。


質問・金子かずお議員

 新規事業ということでありますので、大変な努力が必要かなと思いますけれども、それに期待する大勢の人がいるということも心に留めていただきたいと思います。それから、サポーターの研修とか自己学習もあるかもしれませんけれども、まとまって行うようなものについて、お知らせいただきたいと思います。


答弁・教育局長

 学校サポーターの研修ということですけれども、各学校に先ほど申し上げたような人数の割合で配置をさせていただく予定でおります。各学校に配置されますので、各学校の中で校内研修といったような形で日々の業務が円滑に進められるように、学校と協力しながら、研修をしながら進めていければと考えております。




(次号に続く)




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