議会報告・一般質問から
ふるさと納税についてA
質問・金子かずお議員
対応策と言ってもなかなか難しい部分もありますけれども、周りの人が意識を持ったからといってやってくれるかは非常に微妙なところがありますから、何とも言いようがありませんけれども、日々の努力しかありませんと思うんです。また、この制度自体がいいのかというのは、大きな議論になると思います。
私は、税としてふさわしくない方法ではないかと感じているのですけれども、そのようなことについて発言する機会というのは、市長に振って申し訳ないのですけれども、いかがなものでしょうか。
答弁・五十嵐市長
これは、全国市長会でも問題意識を持っている首長がたくさんいるということは認識しておりますし、市長会においても、特に過度な返礼品について意見書等を出したりしておりますけれども、なかなかこれをすればいいという対策が本当になくて、都市部においては流出がどこも極めて苦しい状況で、つくば市民の皆さんも、いろいろなところで情報を集めることが恐らく得意な方もたくさんいらっしゃるのだろうと思っています。
ただ、この制度自体が、私は改善が必要な時期が来ているということは、強く思っております。特に、交付税措置されないつくば市のような状況においては、これは極めて大きな問題ですので、少し本来の趣旨と外れてしまっている形の、簡単に言えば、安く各地の産品を通販サイト感覚で買えるということになっている状況がありますので、これは制度としては、私は見直す必要があると思っています。
私もSNSを使って流出をしてしまうんだと、そして、逆にその分いろいろなサービスができなくなるということで、例えば、青い羽根を紹介したら、その後、今年のクリスマスにかなりの方が青い羽根に寄附をしてくださったんですけれども、そういうことを言い続けるしかないと思っています。
ノーフリーランチと言いますが、何か自分が目先では得をしているように思えても、長い目で見ると自分にダメージがあるということはこれはよくあることですが、それが、このふるさと納税というのは、構造的に起こしてしまっているのだろうということを考えますと、当然、私もいろいろな場所で発言の機会があれば、この是正については求めていきたいと思っていますし、市民に対しても、この広報のような形で本当に地道に取組を続けていかなくてはいけない。
もちろん、純粋な気持ちでいろいろなものに寄附をするということを決して止めるものでありませんけれども、返礼品目当てのふるさと納税というのは、もう変わっていく必要があるだろうと思っております。
質問・金子かずお議員
私も市長と同じような考え方を持っていますけれども、実際に啓蒙していくというのは大変だと思うんです。ですけれども、このことは、どこかで市民にツケが回るという形になってくる場合が出てくるというのも事実だと思うんです。
金額的に30億円一遍に上のほうに積んでいけば、大きな市の施設が幾つもできる金額になるわけでありますので、ぜひ機会を見て、地元の市に対して税を払うように、何かの取組を日々やっていくことが重要ではないかという思いを持って、一般質問を終わりにしたいと思います。
日中国交正常化50年を迎え
善隣友好で関係改善を
日中国交正常化から9月29日で50周年を迎えました。前日の28日には日中国交正常化50周年記念大集会が衆議院第一議員会館で約280名の参加で開催されました。
標記の集会は、浅井基文(元広島平和研究所所長をはじめ32人の代表呼びかけ人と多数の呼びかけ人によって開催されたものです。
来賓挨拶は村山富市(第81代総理大臣)がビデオメッセージで「今日、日中関係は必ずしも最善の状況ではないかもしれないが、本来の正常な関係を取り戻すことがアジアの発展、そして日本のために絶対必要である」と述べた。
また、鳩山由紀夫(第93代総理大臣)が「中国は、感謝しこそすれ、喧嘩する相手はない台湾有事の挑発に乗ってはならない。戦場になるのは日本だ。50年前の精神を取り戻そう」と挨拶した。
楊宇中国大使館主席の公司は、中日関係の50年を振り返り、「今年をスタートに、初心に返って、新しい中日関係・強靭な中日を築きたい」と発言された。
その他にも、政治評論家の森田実氏、神奈川大学教授の羽場久美子氏、立憲民主党阿部智子衆議院議員、沖縄の風伊波洋一」参議院議員、同高良鉄美参議院議員、社民党全国連合服部良一幹事長から挨拶を受け、記念大集会でも参加者や多くの来賓からの挨拶を受け盛会に集会は終了した。
(週刊新社会より)