つくば市議会議員 金子かずお
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

週刊・新社会つくば
2022年12月14日 第1,278号 発行:新社会党つくば支部

つくば市議会 一般質問は15名の議員で


 つくば市議会の一般質問は12日、13日、14日の三日間で開催中であります。

 金子議員は、質問県立高等学校新の校声について・・・・・質問高層住宅からの転落事故への対応について・・・・・・質問高齢者支援の取組についての三点を取り上げています。


金子かずお議員の一般質問の内容は

質問事項
県立高等学校新設の声について

要 旨
 つくばエクスプレス沿線の子育て世帯の増加に伴い、児童・生徒数の増加がみられます。マスコミ等の資料によると、つくば市の15歳未満の割合は、15,7%で県内トップであり、市では、2026年までに小・中学校で6つの開校を想定した取り組みを進めている様子であります。

 保護者関係では意見交換や署名活動を進め、先日関係機関に提出されてきているようであり、県立高校の新設に向け待望の声をあげ地域に応じた新設校の検討に取り組んでほしいとしているが、市としてこれまでの支援・対応について伺いたい。


質問事項
高層住宅から転落事故への対応は

要 旨  子どものベランダ転落事故が10月から11月にわたり東京と千葉県、大阪府で幼児がベランダなどから転落する死亡事故が相次ぎました。

 東京都消費生活部生活安全課から転落事故防止の対策を呼び掛けていましたので、つくば市に質問をするものであります。厚生労働省によると2014年から2018年の5年間に建物から転落により9歳以下の子どもが死亡した事故は37件起きているとの事です。

 つくば市の取り組み、現況、今後について伺いたい。

質問事項
高齢者支援の取り組みについて

要 旨  11月11日は介護の日でありました。厚生労働省は、「いい日、いい日」にかけて11月11日を「介護の日」と定めました。介護への理解と認識を深め、地域社会における支え合いを考えるきっかけになることを目指すとしています。

 高齢化が加速する中、これから介護が必要になるお年寄りや家族介護などの孤立を防ぐための取組が進めてきています。

 介護には、地域での支え合いが大切であります。誰でもが気軽に参加できる施設が居場所になっています。

 つくば市の、支え合いの拠点としての活躍の場についてお尋ねします。


予算決算特別委員会
R4年度つくば市一般会計補正予算(第6号)


 最近の諸物価の値上げに伴う負担増は

 令和4年度つくば市一般会計補正予算(第6)は、歳入歳出予算の総額の総額に歳入歳出それぞれ1,405,877千円を追加し、歳入歳出の総額を歳入歳出それぞれ117,181,181千円する。としました。

 今回の光熱水費の大幅値上げは最近の諸物価の値上げに伴う負担であります。主に原油価額や電気・ガス料金の高騰による当初予算の不足額を補うものです。

 金子議員の所属委員会(文教福祉委員会)は別途に委員会で詳細に質疑ができますが、所属以外の内容は決算委員会での質疑となります。

 予算化されている一部は本庁舎の空調設備に使用するガス代金。リサイクルセンターに使用する電気料。二か所のし尿処理施設管理の電気料。新型コロナウイルス感染防止の観光案内所の空調機電気料。街路灯使用料。公園維持管理費。水道料金。TX駅広場。市営駐車場などが光熱水費として計上されています。

文教福祉委員会

 最近の諸物価の値上げに伴う負担増は

 電気、ガス代金の光熱水費が最近の諸物価の高騰で影響のある施設として支援金や予算を増額して対応することになる。主な施設は学校給食センターの電気・ガスの増額。小学校・中学校・幼稚園の電気・ガスの増額。障害福祉サービス事業所に対して支援金。介護保険サービス事業所に対して支援金。民間保育施設に補助金の増額&補助金の緩和などが計上されている。


「つくばに県立高等学校を」の請願は継続審査となる


 つくば市の小中学生の高校進学を考える会では、つくば市やTX沿線に全日制県立高校を早急に設置すること、及び、進学環境の充実を求める請願書の署名活動に取り組んでいました。

 人口の増加が顕著なつくば市やTX沿線に新たに高校を建設する署名活動は9月18日から始まり、途中で2回の追加提出をするたくさんの声で7699筆となり、その後、請願書は県議会文教警察委員会で11月10日に審議が行われ「継続審査」となりました。

 この間、つくば市選挙区の県議会議員5名は継続審査と議決された文教警察委員会の議決「継続審査」を審査する時間がありません。現在の議員の任期は2023年1月7日なので、12月2日から新議員の選出のために11日に選挙が実施されました。

 つくば市5名の全議員が県議会で県立高校問題を取り上げてくれた。そして署名に込められた県民・市民の熱意にこたえる重要な話し合いも行われたとしている。

 つくば市やつくば市議会の27名の全議員の協力も大きな力となった。と評価している。この内容は、同会のニュースから引用しました。





(c) Kaneko Kazuo 2009