つくば市議会議員 金子かずお
金子さん町を歩く
週刊・新社会つくば 金子さん町を歩く 議会報告

平成22年6月議会一般質問内容


つくば市の福祉・教育政策について

質問主旨・・・つくば市のあらゆる計画策定の基本は「つくば市総合計画」に位置づけられており、基本計画から実施計画と進み、その計画を政策として実現させ市民生活の向上に反映させていく、あるいは結びつけていく努力がなされてきています。

今回、質問する福祉の政策や教育の政策も同様なことでありますが、さらに市民からや政策の必要な立場からの提案提言等を具現化していくことも大切なことであります。

そのような立場から、まず、最初に就学前の児童に対する政策について5点程について伺います。

一つ目として、つくば市も人口が21万人を超え、つくばエクスプレスの乗降客も当初予定を大きく上回り人の流れもあり、国内外の各地から転入者も増え、「新たなつくばの幕開け」と位置づけ「健康で健全なまちつくば」の実現を目指すとしています。

そのような状況の中、市政にたずさわる職員は、さらに多様化する地域ニーズに対応していくため研修や学習を通して知識を高めていくことが大変重要になります。

このような中で福祉行政の需要について、どのように現状把握をして対応していくのかが重要になり、地方主権と言われ、自治体の力量が問われる時代となりますが、これらの経緯を踏まえ福祉行政の需要について、つくば市の現状認識について伺いたい。

次に、幼児教育や保育行政についても多様化した労働状況や都市化等による新たな市民ニーズなどについても多様な要望が多くあることと思います。

二つ目として、このようなに都市化に伴うことについての現状認識について伺いたい。

三つ目としては、児童福祉施設についてであります。

子育て支援などについても市民のニーズが高まってきていますが現状認識について伺いたい。

四つ目は、人口増に関連して障がいを持つ子ども達が増えてきているのかは不明でありますが、充実した障がい児の療育や指導、療育施設を求める声が多くあると聞きますが、つくば市では合併前の自治体の福祉施設を活用し、対応してきているのが現状であります。

特に未就学児童に対応する療育や指導などは短期間であり、利用者による様々な要望の把握が遅れる場合がでるのでないかと推察をします。

現在、茎崎、豊里、桜などの障害者センターでは児童デイサービスなど各種な施策が実施されていますが、これらについても母子分離など要望などもありますが、福祉施設の現状認識について伺いたい。

五つ目として、各障害者センターで児童デイサービスの利用者や保育所、幼稚園で障がいを持ちながら保育を受けている利用者など就学を控えた時、障がいを持 つことにより入学や進路について不安を持つ家族も多いと聞きますが、これまでも真摯な対応をされてきていると聞きますが、親としての進路の心配と指導員の アドバイスなどが噛み合う場合だけでないと思われますが、就学指導の現状認識についてについて伺いたい。

次に小学校や中学校に入学されている就学期の児童生徒に対する政策について3点伺います。

子どもは国の宝と言われていますが、民主党政権ではその支援策の一つとして子ども手当てを支給することとして6月4日には茨城町と境町で支給が始ま り、今月の15日までに残り42の自治体にも支給されると聞きますが、子育ての支援策としては現金を渡すというより社会的保障を充実させていく方法の考慮 もあっても良いのではないのかなと思います。

さて、そこで質問ですが、つくば市は放課後児童対策を含め児童館等の活用が多い地域であります。

しかし児童館を利用している児童生徒の数は多く、常に危険と隣り合わせの場合も多く、関係者はいつも緊張感いっぱいで勤務をしておりますが、児童福祉施設の現状認識について伺いたい。

二つ目に、特別支援教育での役割が重要になってきていますが、文部科学省では、平成20年1月17日の中央教育審議会答申「幼稚園、小学校、中学 校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について」を受け、特別支援学校幼稚部教育要領、小学部・中学部学習指導要領及び高等部学習指導要領 の検討を進め、平成21年3月9日に、高等学校学習指導要領とともに改訂を行いました。

つくば市では、今年も小学校と中学校に特別支援学級を設置し在籍児童に対しての取組み対応が行なわれ、特別支援教育支援員の配置も小学校と中学校ありますが、学習指導要領等の改善の指導もありますので、つくば市の特別支援教育の現状認識について伺いたい。

三点目は学校図書館についてでありますが、学校図書館は学校教育において欠くことのできない基礎的な設備であるとして、その健全な発達を図り、学校教育を充実することを目的としています。

さらに学校図書館とは、小学校・中学校・高等学校において、図書、視覚聴覚教育の資料その他学校教育に必要な資料を収集し、整理し、及び保存し、こ れを児童又は生徒及び教員の利用に供することで、学校の教育課程の展開に寄与する、学校には、学校図書館を設けなければならないとされ、学校には、学校図 書館の専門的職務として、司書教諭を置かなければならないとなっていますが、学校図書館の現状認識について伺いたい。

次に障がいを持つ人々に対する政策について2点程伺います。

先ほども述べましたが人口が増えてくるということは、つくば市が住みやすいという判断か様々な要素があると思いますが、人口が増えるということは大人や子どもを含め自然の考え方として障がいのある人々も増えてきているのかと思いますが、現状認識について伺いたい。

二点目として障がいを持つ人々が適切なサービスを受け、地域で生活を共に暮らしていくために必要な施設の一つである障がい者の福祉施設の現状認識について伺いたい。

次に高齢者に対する政策について2点について伺います。

高齢化社会が進む社会で支援策の一つとして介護保険制度も重要でありますが、高齢者が元気で自ら自立した生活を構築されることは健康的にも財政的にも意義あることと思います。

このような事から高齢者の自立を支援することはさらに重要なことと思われるが、高齢者の自立の現状認識について伺いたい。

次に、高齢者が自ら利用できる福祉施設の現状認識について伺いたい。



緊急雇用対策について

質問主旨・・・国は「国民一人ひとりが安全と安心、生きがいを実感できる社会を実現する上で最も重要な基盤となるのは、雇用の確保である。」として緊急雇用対策を実施してきています。

しかし、未だにわが国の雇用情勢はまだまだ非常に厳しい状況にあるといわれており、つくば市も緊急雇用対策の事業についての取組みが進められている最中ですが、これまでの取組みと現状について伺いたい。




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